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目が痛い原因を理解しよう

目の奥が痛い時、どうします?

目の奥が痛くなった時、患者さんは目の奥だけど目が見えないわけでもないし頭痛のようだから脳神経科へ行こうか、内科へ行こうか、ひょっとしたら目に何かあるかも知れないので眼科へ行こうか迷うところです。

眼科の教科書には目の奥が痛いという症状に対する治療法があまり書いてありません。

眼科学は眼球およびそれに続く視神経までは詳しく研究するのですがそれを離れると手が出ません。目の奥の痛みは頭痛と同じで痛みを感じるのが目の奥の場所にすぎません。

多くの眼科ではこのような患者が受診すると視力、眼圧、細隙灯検査(直接目の表面を観察)、眼底検査をしてなにも異常がないから眼科的には問題ありません、ということになります。

患者は目には異常がないらしい事は分かりましたがこの痛みをどうにかしてくれないのかと思っているのにそれを言うと眼科医は目は問題ないと言ってるでしょう、わからん患者だなぁ、と対応するか、ロキソニンやバファリンなどの鎮痛薬を処方してお茶を濁すかです。

多くの目の奥の痛みの原因は

何にでも原因があり結果があります。目の奥の痛みの多くは簡単な事ですが「目の使い過ぎ」です。

患者さんの生活スタイルをよく聞き、痛みの前後の生活の変化を調べると目の奥の痛みの原因が見えてきます。

20代から30代ではやはり会社のパソコン作業量が増えた事が原因として一番大きいと思います。
入社当時は仕事量もそこそこですが仕事を覚え慣れてくると知らないうちに過剰な仕事量をこなしているのです。

習性とは恐ろしいもので本人は意外に気づいていません。周りの人は普通に仕事をしているのに自分だけこうなるのか、みんなに付いて行かなくっちゃ、とあせる人もいます。それは個々の体質に起因します。

疲れに強い人、弱い人

およそ仕事上のリーダーは漢方理論で言うところの実証が多くどちらかいうと免疫力も強い、体育会系でストレスにも強そうだ。

反対に、すぐ風邪を引き治りが遅く、いろんな病気になりやすいタイプは虚証系である。実証タイプは虚証タイプに向かって、なぜすぐ風邪をひくのか、1日ぐらい徹夜したくらいで文句言うな、と健康度の基準が高いので虚証タイプの者の弱さを理解できないので困るのです。多くの過労死の問題も根底にそんな考えがあるのではと言えるのではないでしょうか。

となりの従業員と同様な仕事をしていてなぜ私だけが目の奥が痛いのか、と思う方も多くいるのではないかと思います。

上記のようなこともあるのでしょう。しかし、こんな事であきらめていてはいけません。この厳しい世の中を上手く渡っていかなければどんどん下流に流されるかもしれません。目の使い方をもう少し理解してもらえば、きっとなんだそんなことだったんだと思い、もう少し仕事に向き合えるかもしれません。

眼精疲労の対策

知らずに仕事量が多くなった人は目を酷使する継続時間を短くするべきです。目の中にも筋肉があります。筋トレをする場合2時間も3時間も連続しておこなうでしょうか。

無理ですよね。

でも目を使うときはどうでしょうか。2時間も3時間もパソコンを見続けたりしますね。これがいけないのです。子供の近視が進む原因もこれです。

大人の場合は目自体が硬いので近視になって順応するよりも早く疲れてしまいます。これを解消するにはメガネやコンタクトレンズを使用している人は弱い度数に遠方視力が良くて裸眼で仕事をする人は軽い老眼鏡をかけると良いでしょう。

遠近メガネのうまい使い方

40歳前後になってくると加齢による変化が起きてきます。加齢により調節力が弱くなってくると近くを見るのに困難を生じます。つまり老眼が起きてくるということです。

眼鏡をかけている人は時々眼科やメガネ屋さんで調べた方が良いでしょう。

すでに遠近両用の眼鏡を利用している人は上手く眼鏡を使えていない場合があります。本を読むときは皆さん胸の前に本を持ってきて読むので問題ありません。これはメガネの下方のレンズを通して見ているので上手く見えるのですが、パソコンを見るときはメガネのレンズの上方(遠くがよく見える)を通して近くを見ている場合があります。

本人は知らず知らずに無理をして目を使っています。そのような人はパソコンを使う専用の眼鏡を作った方が良いかもしれません。
最近も急に目が疲れるようになったといって眼鏡装用の患者さんがきました。

よくよく話を聞くとアイパッドで仕事をしていたがパソコンのモニターに代わって(つまり視線の角度が違う)から目の症状が出たことに気がつき、本人はおおいに納得して帰って行きました。なにげない生活の変化も気がつかないものです。

目の使い方だけでなく、生活スタイルも重要です

日常の目の使い方を改善して目が楽になってきたら、体調を改善するようにしましょう。

食事、睡眠、運動です。食べすぎの人は少食にすることです。また、2、3日間はいつもより1〜2時間早く寝るようにしましょう。仕事後の付き合いもほどほどにした方が良いでしょう。また運動不足の人は通勤時に一つ前の駅で降りて歩いてみましょう。

また、それでも頭痛が治らないときは頭蓋内外の病変があるかもしれませんから精密検査が必要かもしれません。

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